こんにちは。
福山市神辺町にある障害者の作業所 「作業所あいあい広場」のスタッフ 有岡です。

今日は、廃菌床の使い道を…

あいあい広場では、菌床椎茸を栽培しています。

菌床は、半年たつと新しい菌床と入れ替えるため、廃棄処分となります。
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ところが、実はこの廃菌床にすごい使い道があるのです。

なんと、畑で肥料として、大活躍!!

調べてみると、大きく分けて2種類の使用方法があるようです。
ネットで「廃菌床 畑」で検索していただくと、わかりやすいかと思いますが、簡単に説明しますと…

1つは、そのまま畑の表面にすきこんで肥料とする方法(炭素循環農法のひとつだそうです)
「菌床を土壌表面(好気性というか、酸素が豊富な表面=10センチ以内に混ぜるのがいい)に混ぜ込むと、他の糸状菌やバクテリアを増やす活性剤的な役割を果たす。いまひとつ判らぬが、キノコ菌が活性化して分解した養分をバクテリアが食べるため、バクテリアが増えるのは判る。それだけではないようだ。菌床の分解を開始したオガコを別の糸状菌が餌としたり、キノコ菌で増えたバクテリアが、別の糸状菌を活性化する環境を作ったりといったことなのかもしれない。とにかく様々な菌、バクテリアを増やす源となるようだ。 他の高炭素資材と違って、唯一、投入後直ぐに作物を植えてもいいとされている。」(http://www.tranzac.jp/agri/carbon/Case/MushroomBed.html参照)

もう1つは、もみ殻などと混ぜて発酵させ、肥料として使う方法
「山のように積まれたモミガラ堆肥。冬の間、2週に1度、廃菌床を混ぜ込む。夏場も1カ月に1回ほど切り返す。発酵中は、手を長く入れていられないほど熱くなる」(月間現代農業2017年10月号より)

どちらも、効果はあるようです。
今、廃菌床が大量にありますので、試しに使ってみようと思われる方は声をおかけください。
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あいあい広場の道沿いの、元無人販売所にも置いてあります。
ご自由にお持ち帰りください。



お問い合わせは 作業所あいあい広場 ℡084-962-3452まで。
あいあいショップの営業時間は11:00~14:30です。なお土日祝及び・不定休となっております。


作業所あいあい広場
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